こんな方におすすめ
- 所得税の軽減を意識している方。
- 毎月、自動的に積み立てをしたい方。
そもそもiDeCoとは
正式名称は個人型確定拠出年金となります。
iDeCoで選べる商品
注意点として、どの商品も諸費用がかかります。
投資信託→元本変動がある
定期預金→元本保証である
iDeCo5つのポイント
ポイント1
将来の生活にゆとりをプラスするための、自分年金制度
iDeCoは資産形成を後押しする国の制度であり、ベースとなる公的年金に上乗せする私的年金制度です。
ポイント2
自由な運用が可能
iDeCoは自分で掛金を拠出(積立)・運用し、運用成果に応じて将来の受取額が決まる仕組みです。
自分のおサイフ事情と将来設計に合わせて、拠出枠内で掛金を決め自分が選んだ商品で運用することが出来ます。
ポイント3
節税メリット。
iDeCoは国が用意した資産形成を後押しする制度のため、節税メリットが充実しているのが最大の特徴となります。
iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象になります。また受け取るまでずっと運用益が非課税です。
ポイント4
月額5,000円からはじめられる。
少額から開始できるので、まとまったお金を投資する事に躊躇する方にも始めやすいです。
毎月の支出をちょっと見直して、将来の自分のために準備をしましょう。また掛金額の変更や拠出を一時的にストップすることも可能です。
ポイント5
原則60歳以降に受け取る
年金制度の一種なので、引き出しは原則60歳以降となります。
お金があると使ってしまう方も確実に積立できるため、将来のお金を準備するためのものと捉えられます。
iDeCoが出来る人
現在
国民年金を納めている方であれば、60歳未満なら原則誰でも入れるようになりました。
専業主婦(夫)や公務員の方も加入ができるようになった
今後の予定として
2022年5月には加入できる年齢が引き上げられ、65歳まで加入できるようになり、2022年10月には、企業型確定拠出年金がある企業でも条件を満たせばiDeCoに加入できるようになります。
注意事項
・投資信託でも定期預金でも毎年、諸費用がかかる。
・途中で積み立てをストップした場合も諸費用がかかる。
・原則60歳までおろす事が出来ない。
・商品ラインナップが多いため商品を決めるのが難しい。
実際にiDeCoを始める前に
確認事項
自分に合った資産形成の選択肢の情報を集めましょう。
→iDeCo、NISA、外貨、株といった様々なローリスクからハイリターンの物があるので全体像を掴んでから分散する事が理想的です。
所得控除の対象である事を確認しましょう
→iDeCoの大きなメリットは所得控除になります。
現在は主婦でも出来ると記載されていますが、扶養範囲内で働いている主婦は所得税が非課税の為、所得控除の恩恵が受けられません。
開始年齢を考えよう
20代や30代の方は60歳まで引き出しが出来ない事、積み立てを停止しても引き出し可能になる60歳まで毎年諸費用がかかり続ける事を理解しましょう。
最後に
一言
良く投資は若いうちからが良いと言われますが、iDeCoに関しては60歳まで引き出せない事や諸費用の事を考えると50歳くらいに余力で行うくらいがベストかなと個人的に考えています。
日本の年金制度は今後良くなる事が無いと思われるので、自助努力の一環として有効に活用したいものです。