今日は東日本大震災が発生してから10年の日になります。
10年一昔と言いますが、この10年はまだまだ昔ではないと思います。
私は職場で仕事中でした。
風が強い日で自分が動いていたため最初はガタガタの音が風かと思い窓を見るために足を止めた時に揺れに気が付きました。
直ぐに周りの状況確認し情報収集のためテレビを点けました。
私自身は徒歩でも家に帰れる距離ではあったのですが、交代職員が来られず結局泊まりました。
他の職員でも電車が動かず帰る事が出来ない人が多数泊まりとなりました。
食事は近場のコンビニやスーパーが売り切れでなにも無く食べないで一夜を過ごす所でしたが、
職場近くに住んでいる職員がオニギリを作って持ってきてくれたので、とても有難かったです。
翌朝も来られる職員の人が朝マックを買ってきてくれたり、お餅を持ってきてくれたりと人の優しさ温かさが身に染みました。
震災発生から翌朝までの事だけでもこれだけ鮮明に思い出せます。
もっともっと大きな被害があった地域の方は思い出し方は私の比ではないはずです。
思い出したくない事、思い出してしまう事、忘れたくない事、忘れたい事・・色々な感情が入り交じり想像つかない苦しみを抱え過ごされた事でしょう。
物資やお金を支援する事は出来ますが、傷ついた心に対する支援は本当に難しいです。
日本は地震大国なのは分かっていても
『みんなが、これ以上傷つく事がおこってほしくない。』
この祈り・・届いて下さい。